鹿嶋市の丘陵地にあるこの敷地は、
北側以外の3方向から光と風が抜ける恵まれた環境であったが同時に3方向からの視線が気になるという問題があった。
さらに敷地へのアクセスは唯一西側からとなっており、そのことが建物の配置を制限する要因となっていた。
クライアントの要望は、スタイリッシュなデザインであると同時に家族全員がリラックスできる1ROOMのLDKがあること、
さらに友人が多く集まることから4台以上の駐車スペースを確保することであった。
この要望から通常は1Fに計画するLDKを少し浮かし、1Fと2Fの間の中2FスペースにLDKを計画した。
周囲からの視線が気にならないデザインにとし、そこで生まれた西側から庭に抜けるスペースを屋根付ガレージとして利用。
さらに来客時にはガレージを抜け庭の一部に駐車が可能なデザインとした。