オープンハウス情報

2018-05-31
オープンハウス情報

-改修工事の進め方-

築120年の古民家リノベーションをどのように再生していったのか。
オープンハウス前に、一部を振り返ってみたいと思います。

工事前の古民家は、茅葺き屋根の上にトタン張りの屋根、
束立てだけの基礎、田の字型のため北側の部屋には日が入りにくい間取りでした。
現代のライフスタイルに合った間取りと設備、省エネや耐震の
性能を向上させることがお施主様のご要望でした。
何度も打合せを行い、プランが完成しました。
既存の柱や梁を出来るだけ残し、
構造的な補強、断熱性など環境面での品質を向上。
屋根は茅葺き・トタンを撤去し、屋根勾配をゆるやかに。
耐風耐震も性能UP。メンテンナンス性もよくなり、修繕費のコストダウンにもなります。
基礎は束石や束のみでしたが、油圧ジャッキにて揚屋を行い、新規にベタ基礎を作りました。
地面からの湿気をカット。耐震性能もUPしました。
構造は大黒柱を中心に柱、梁は再利用しています。
真壁から大壁にすることで、耐震補強が新設でき、
現在の基準以上の耐震性能を確保することができました。

新旧の良いところが組み合わさり、
これから先、また何十年も住み続けられる よりよい住宅となりました。
(写真:揚屋の様子/屋根工事の様子)
現地では井川建築設計事務所のスタッフが対応させていただきますので、
ご不明なことがありましたら、お気軽にお声かけください。
みなさまのご来場をお待ちしております。

「古民家リノベーション完成見学会」
①6/16(土)17(日)10:00〜17:00
②6/18(月)〜22(金)個別対応
平日をご希望の場合は見学希望日をいくつかご連絡ください
日程調整の上、ご連絡させて頂きます。
場所:千葉県香取市

完成見学会は予約制です。
見学をご希望の方は連絡先・見学希望日時等を表記のうえ、
メールまたは専用フォームにてお申し込みください。
こちらから詳しいご案内を返信いたします。

<問い合わせ先>
株式会社 井川建築設計事務所
E-mail:[email protected]
問い合わせ専用フォームは こちら